News Archive by Year

2022

サラ・ルイーズ・バーバーが順天堂大学で講義

当センター所長  サラ・L・バーバーは2022年6月17日、順天堂大学大学院にて人口の高齢化と介護が与える経済的影響について講義を行いました。バーバーは、健康的な高齢化を促進するための投資は、個人だけでなく地域や社会にもリターンがあることを強調しました。学生たちは、特に低・中所得国の政府を健康的な高齢化と介護へ投資するよう説得するための課題について積極的に議論しました。

WHO職員になりすました詐欺にご注意ください!

WHO職員になりすました詐欺にご注意ください!

 

現在、WHO職員を名乗る人物からソーシャルメディアを通じて、日本迄の渡航費や費用の立替えを求められたという詐欺行為が報告されています。

危険な紛争地域にWHOの医療スタッフとして派遣されていると語って一般の方々に個人的に近づき、偽造した顔写真付きの職員IDを見せて信用させようとする巧妙な手口を使っているケースも報告されております。

WHOあるいはWHO職員が一般の方々に費用の立替えや金銭などを要求することは一切ありません。

万一詐欺被害に遭ってしまった場合、最寄りの警察署にご相談ください。

 

関連ウェブサイト

国際連合広報センター

JETRO 日本貿易振興機構ー国際的詐欺事件について(注意喚起)

 

 

茅野龍馬医官が日本医科大学で講義

 

WHO神戸センターの茅野龍馬医官は、2022年6月16日に日本医科大学医学部の国際保健講座において、医学部3年生を対象にビデオ講義を行いました。 

 

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茅野龍馬医官が広島大学大学院で録画講義

6月2日(木)11・12時限(18:00~19:30) 当センターの茅野龍馬医官が広島大学大学院「医療政策・国際保健概論」で録画講義「The transition of MDGs/SDGs and global health」を行いました。ご参加、ありがとうございました。https://bit.ly/3loTAL7

ローゼンバーグ・恵美技官が広島大学大学院医療政策・国際保健概論で録画講義

5月26日(木)当センターのローゼンバーグ・恵美技官が広島大学大学院医療政策・国際保健概論で録画講義「The role of the WHO in global governance of health and disease」を行いました。
 

ローゼンバーグ・恵美技官が順天堂大学でオンライン講義

2022/5/20(金) 13:30~15:00、当センターのローゼンバーグ・恵美技官が順天堂大学修士課程公衆衛生学コース、国際老年政策学でオンライン講義「Global population aging and implications for health systems development」を行いました。海外留学生を含む、修士および博士課程の学生と教授がご参加下さいました。講義後の質疑応答では、ミャンマーなど、日本に比べて経済力が弱く、医療システムの整備も遅れている国で、どのように高齢者の医療・介護システムの整備を進めて行けばよいのか、高齢者を介護する家族に対してはどのようなサポートが必要か、また日本におけるこの分野の研究にどのような傾向が見られるかなどの質問が挙げられました。また、WHOのインターンシッププログラムにも質問が及びましたが、新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響により、このプログラムは現在停止中で、再開の目途はまだ立っていません。関心のある方は定期的にWHOインターンシップに関する更新情報をこちらから確認することをお勧めしています。

ローゼンバーグ 恵美技官が神戸大学でオンライン講義

WHO神戸センターのローゼンバーグ 恵美技官は4月15日(金)、神戸大学医学部医学科3年生を対象に、オンライン講義 「国際保健分野におけるWHOの役割とユニバーサル・ヘルス・カバレッジへの取り組み」を行いました。履修生は114名でした。

WHO神戸センター事業成果報告書2020-2021

2020年1月から2021年12月のWHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター・WKC)の報告書です。

本報告書の対象とする期間は新型コロナウイルスのパンデミック下にあったほか、2件の外部評価も入り、当センターの新たなミッションとビジョン、ならびに、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジと災害・健康危機管理を2大テーマとする研究計画をひときわ反映した内容となっています。

当センターの活動は、神戸グループの支援、および、WKCの諮問委員会、ならびにサイエンティフィック・ ワーキング・グループの指導に支えられています。

当センターは、高齢化社会におけるユニバーサル・ヘルス・カバレッジ推進のための保健医療制度の向上、および、災害・健康危機管理に関するグローバルな研究拠点です。

報告書はこちらからご覧ください。

WKCフォーラム2022 コロナ禍における学校と生徒のメンタルヘルスを開催

2022年3月26日、「WKCフォーラム2022 コロナ禍における学校と生徒のメンタルヘルス」をオンライン開催致しました。

 

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックとそれに伴う行動制限は、感染への不安やストレスなど、生徒のメンタルヘルスに大きな影響を及ぼしました。COVID-19が生徒に与えるそうした心理的影響を理解し、心理的負担を軽減するための適切な対策を講じることは、教育と医療の両方の観点から取り組む必要のある、緊急の課題です。今回のフォーラムでは、「コロナ禍における学校と生徒のメンタルヘルス」をテーマに、生徒の心理的負担に学校や医療はどのように対応するかについて、専門家と生徒で対話を行いました。

 

 冒頭、大阪大学ユネスコチェア チェアホルダーの山本ベバリー・アン教授とWHO神戸センター、サラ・ルイーズ・バーバー所長よりビデオメッセージが寄せられました。

 

 基調講演では「みんなで考えよう、コロナ時代のメンタルヘルス ー私の経験から考えるー」をテーマに、国連広報センター (UNIC) 根本かおる所長がご登壇され、主に若者に向けて、気持ちを言語化することや、困った時はお互い様という助け合う気持ちの重要性が強調されました。それを受け、パネル討論では、「コロナ禍における学校と生徒のメンタルヘルスの課題と展望」をテーマに、専門家と大学生・高校生パネリストによる活発なディスカッションが、茅野龍馬医官司会のもと進められました。

 

 参加した高校生からは「私自身が今置かれている状況やメンタルヘルスの現状について改めて見直すきっかけになりました。」「自業自得じゃない、困った時はお互い様という言葉 が印象に残っている。当たり前のことのように思えるが、それが出来なくなっている今だからこそメンタルヘルスが大きな問題として取り上げられているのだと思いました。」との声が聞かれました。

 

 WHO神戸センターでは、2月より以下の研究プロジェクトを開始し、今後もこの課題に取り組んで参ります。

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック下における精神的ストレス軽減のためのデジタル介入アルゴリズムの開発

https://extranet.who.int/kobe_centre/ja/project-details/h-edrm_2022_KU

日本赤十字看護大学附属災害救護研究所キックオフセミナーで講演

2022年3月26日、WHO神戸センターの茅野龍馬医官が、日本赤十字看護大学附属災害救護研究所のキックオフセミナーにて、オンライン講演を行いました。

 

茅野医官は、「災害・健康危機管理のエビデンス向上 に向けたWHOの取り組み」というテーマで、WHO神戸センターが事務局を務める災害・健康危機管理に関するグローバルリサーチネットワーク(Health EDRM RN)について、発足の経緯や今後の展望について話しました。