News Archive by Year

2022

日本赤十字広島看護大学で講義

当センターのローゼンバーグ恵美技官は、9月16日(金)に日本赤十字広島看護大学の3年生を対象に、WHOの役割や国際救援看護師に求められる能力などについてオンライン講義を行いました。同講義は、国際救援や開発協力に関わる国際機関の活動と役割を理解することを目的に、普段は国際赤十字の活動拠点のあるスイス・ジュネーブで同大学が行っている研修の一部ですが、今年はパンデミックとウクライナ人道危機によって国際的な移動の安全が確保できないことから日本でオンライン形式で行われています。

オーストラリア・インドネシア政府共同研修プログラムにて講演

WHO神戸センターの茅野龍馬医官は、2022年9月14日にオーストラリア政府とインドネシア政府が共同で開催した研修プログラムにて、「Health Emergency and Disaster Risk Management (Health-EDRM)」について包括的な講演を行い、様々な保健課題に対するWHOの取り組みや災害・健康危機管理Health Emergency and Disaster Risk Management (Health-EDRM)のコンセプト、リサーチプロジェクトについて話をしました。 

神戸大学大学院保健学研究科で講義

WHO神戸センターの茅野龍馬医官は、2022年9月1日に神戸大学大学院保健学研究科で、International Course for Health Sciences(ICHS)にて、博士課程の学生を対象に、オンライン講義を英語で行いました。「Health Emergency and Disaster Risk Management」というテーマで、様々な保健課題に対するWHOの取り組みや災害・健康危機管理Health Emergency and Disaster Risk Management (Health-EDRM)のコンセプト、リサーチプロジェクトについて話をしました。 

関西学院大学主催の国連セミナーで講義

関西学院大学が2022年8月26日に開催した「国連セミナ」にて、WHO神戸センターの茅野龍馬医官が講義を行いました。本セミナーは、国連機関の役割や持続可能な開発目標(SDGs)、および世界が直面している課題について、学生たちが現役の国連職員から直接学ぶ機会となっています。茅野医官はオンラインで登壇し、「グローバルヘルスとWHO 21世紀の保健課題とCOVID-19」というテーマを主軸に学生へ向けて話をし、国連機関でのキャリア形成についても有益なインプットを提供しました。 

WKCフォーラム 2022 Our planet, our health -私たちが考える地球規模の健康課題- 開催のご案内

今年の世界保健デーのテーマは「Our planet, our health(私たちの地球、私たちの健康)」です。未曽有の感染症、高齢化、災害危機管理など、グローバルな対応と国やコミュニティー間の連帯が必要となる健康課題は数多く存在します。このような背景から、 WHO神戸センターは今年、様々なグローバルヘルスの課題について学び、議論する機会となる学生フォーラムをオンラインにて開催する運びとなりました。

パネルディスカッションにはグローバルヘルスの専門家が登壇予定です。ブレイクアウトセッション(視聴者参加型セッション)では環境、スポーツ、経済、教育など12のテーマで健康課題について参加者と議論を深めます。健康問題に個々人が取り組むための第一歩となるような議論を皆さまと共に作り上げます。私たちの健康について一緒に考えてみませんか。

 

フォーラム概要

日時:2022925日(日)13:00-16:10

プログラム内容はこちら

参加対象:日本国内の中高生(高専生含む)、大学生、大学院生
※1 基調講演とパネルディスカッションは上記の学生に限らず、一般のすべての方が視聴できます。
※2 教育関係者や一般の社会人等、学生以外の方で、他の学生と同様に分科会の議論に参加を希望される方については、個別にご相談ください。

オンライン配信参加方法:事前にこちらのURLよりお申し込みください。

 

締切り:2022923日(金)正午

主催:WHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)

共催:inochi WAKAZO project

「WHOサマースクール」開催について

兵庫県神戸市にあるWHO神戸センター(WKC)は、地元貢献事業の一環として将来、国際保健分野で活躍する学生たちへの啓発・育成プログラムを毎年開催しています。

国際社会は大きな歴史の岐路に立っています。未曽有の感染症、紛争や政治的対立、経済格差など国際社会が直面する課題は様々です。このような地球規模の課題に取り組み、持続可能な社会を実現するために、私たちは何ができるでしょうか。

今回開催する「WHOサマースクール」では、WHOや日本に拠点がある国連機関の職員との対話や参加者同士のディスカッションを通して、コロナ禍で人類が直面する健康課題を含む、さまざまな地球規模の課題への理解を深めます。そして、探究課題に取り組み、その成果を925日の「WKCフォーラム」にて発表いたします。

尚、サマースクールおよびフォーラムは基本的にオンライン開催となります。

 

【開催概要】

主催:WHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)

日程:20229521日「WHOサマースクール」および25日「WKCフォーラム」

実施場所:オンライン、WHO神戸センターオフィス(感染状況により判断)

プログラム内容:詳細についてはこちらの募集要項をご確認ください

参加対象:日本国内の高校生、大学生、大学院生(留学生を含む)

応募先:wkc@who.int  までメールにてご応募ください
 

締切り:2022819日(金)17:00

誰一人取り残されることのない医療福祉制度を考える、WKCフォーラム開催の報告

7月28日、WKCフォーラム「複合課題をもつ世帯 周縁化された人々への支援には どのような制度・対策が必要か?~誰一人取り残さない支援へのチャレンジ~」が開催されました。超高齢社会の先頭を走る日本社会では、医療に関する経済的問題や現場の課題が山積しています。背景には、専門職内および専門職間で課題や対策が共有されにくい現状があります。当日は、約150名の自治体関係者、研究者、市民が参加し、それぞれの立場から出された共通の課題や、課題への対策、関連する制度のあり方について確認し、誰一人取り残されることのない医療福祉制度の構築について議論を交わしました。

 

【開催概要】

複合課題をもつ世帯 周縁化された人々への支援には どのような制度・対策が必要か?
~誰一人取り残さない支援へのチャレンジ~

日時:2022年7月28日(木) (17:00–19:00)

会場:WEB会議システムによるオンライン開催(Zoom)

参加費:無料(要事前登録、先着300名)

共催:京都大学 大学院医学研究科 医療経済学分野・WHO神戸センター(WKC)

 

 

公益社団法人吹田青年会議所で講義

WHO神戸センターの茅野龍馬医官は、2022年7月23日に吹田青年会議所の主催事業である「世界をもっと知ろう~new discovery~」にて、吹田市の未来の国際的リーダーとなる市内在学在住の高校生へ講義を行いました。「グローバルヘルスとWHO 21世紀の保健課題とCOVID-19」というテーマで、新型コロナウイルス感染症パンデミックや高齢化と保健制度改革の課題(ダブルバーデン)などについて話をしました。 

 

Text</p>
<p>Description automatically generated

WKFC_HCW_Jun2022

WKCフォーラム「 保健医療制度の根幹を支える医療従事者の役割を再考する」開催の報告

 

WHO神戸センターは兵庫県神戸市に所在し、地元貢献事業として重要な国際保健の課題について広く啓発・情報提供する「WKCフォーラム」を毎年開催しています。2022年6月25日 には、医療従事者の役割と貢献をテーマにしたWKCフォーラムが開催されました。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックは、2020年以降、世界の保健医療に大きな影響を及ぼしています。特に、保健医療制度の根幹を担い、UHCの推進に重要な役割を果たす医療従事者は、限られたリソースの中でプレッシャーとストレスにさらされながら懸命に働いています。

今回のフォーラムは、この医療従事者の役割と貢献への理解を深めることを目的に地元および国の研究機関との共同で開催され、約150名の市民・医療従事者が参加しました。

ご参加、ありがとうございました。

尚、当日のフォーラムの様子はこちらの録画(約2時間)からご覧いただけます。どうぞご視聴ください。

 

【開催概要】

日時:2022年6月25日 (13:00–15:00)

会場:WEB会議システムによるオンライン参加(Zoom)

参加費:無料(要事前登録)

主催:WHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)

共催:WHO神戸センター協力委員会

協力(五十音順):国立国際医療研究センター、兵庫県立大学、聖路加国際大学、兵庫県、日本医療政策機構、神戸大学医学部附属病院、沖縄県立中部病院、ハワイ大学がんセンター、日本看護協会 ほか

 

奈良学園大学 大学院で講義

WHO神戸センターの茅野龍馬医官は、2022年6月22日に奈良学園大学 大学院の授業において、修士課程の学生に対して、オンライン講義を行いました。「グローバルヘルスとWHO 21世紀の保健課題とCOVID-19」というテーマで、新型コロナウイルス感染症パンデミックに対する対策や今後の保健課題について話をしました。