Latest News
Picture of Dr Sarah Louise Barber - Director WKC

「敬老の日」に寄せて WHO神戸センター所長からのメッセージ

本日、9月19日、日本では敬老の日を迎えます。

高齢者が社会に貢献されてきたことを称え、感謝する日です。WHO神戸センターは、長きにわたり兵庫県と神戸市にご支援をいただいていますが、この兵庫県に『敬老の日発祥のまち』(多可町)があることを嬉しく思います。

日本は100歳以上の高齢者(百寿者=センティネリアン)が非常に多いことで世界的に知られています。この方々をはじめ、地域社会に多大な貢献をされている全ての高齢者に敬意を表します。

人々が健康で活動的な生活を長い間続けるには、高齢者の多くのニーズに対応した総合的な医療や社会システムが確立されていることが必須です。WHO神戸センターは高齢者が経済的困難に陥ることなく長期にわたって必要な支援を受けられるよう、持続可能な公的財政システムに関する研究や提言も行っています。

WHO神戸センターは、日本の関西地域をはじめ、世界中の研究機関や研究者と協力をし、すべての高齢者が医療と社会福祉サービスを適切に受けられるようにするための研究を続けています。その一例として、現在、京都大学と協力して、関西地域の高齢者が必要な医療サービスを受ける際に直面する経済的・社会的な課題を社会福祉士の知見に基づいて明らかにし、それらへの対処法も提案しようとしています(詳細はこちらをご覧ください)。

こうした研究の成果は、高齢者の健康面や社会面でのニーズに対応する施策を講じるのに役立てもらえるよう、地元自治体の政策立案者と共有されます。また、同じような問題に直面する世界中の国々とも共有されます。WHO神戸センターのミッションの詳細はこちらをご覧ください。

日本赤十字広島看護大学で講義

当センターのローゼンバーグ恵美技官は、9月16日(金)に日本赤十字広島看護大学の3年生を対象に、WHOの役割や国際救援看護師に求められる能力などについてオンライン講義を行いました。同講義は、国際救援や開発協力に関わる国際機関の活動と役割を理解することを目的に、普段は国際赤十字の活動拠点のあるスイス・ジュネーブで同大学が行っている研修の一部ですが、今年はパンデミックとウクライナ人道危機によって国際的な移動の安全が確保できないことから日本でオンライン形式で行われています。

Archived Projects

アジアにおける非感染性疾患の予防と管理に関して効果的な保健医療制度の効果に関するシステマティック・レビュー

 

背景

低、中、および高所得国にわたり、保健医療制度は、非感染性疾患(NCDs)... Read More

慢性疾患を抱える高齢者の生活の質や保健サービスの利用を最大限に向上させるサービス提供モデルの構築

 

背景

人口の高齢化が進むにつれ、高齢者の機能や生活の質(QOL)を最大限に向上させるため、保健サービスと社会サービスを高齢者向けに再編する必要があります。そのためには、高齢者のニーズに応え、求められる目標を達成するため、保健医療制度とサービス提供を、特に慢性疾患を抱える高齢者向けに、根本から変革しなければなりません。

... Read More