2013-06-28

IAGG/WHO特別シンポジウム~エイジフレンドリーシティー: 測定・評価の問題

第20回国際老年学会議

2013年6月23日~27日 韓国・ソウル

WHO神戸センターは、2013年6月、韓国ソウル市で開催された第20回国際老年学会議において、『IAGG/WHO特別シンポジウム~エイジフレンドリーシティー:測定・評価の問題』を主催しました。このシンポジウムは、WHOエイジフレンドリーシティー・グローバルネットワークに正式参加したばかりのソウル市の協賛を得ました。

国際老年学会議は、国際老年学会 (International Association of Gerontology and Geriatrics; IAGG) の主要な活動です。4年ごとに開催されるこの国際会議には、多くの世界的に認められた老年社会学や老年医学の専門家が集まり、基調講演、招待シンポジウム、論文やポスター発表のセッションなどを通じて、お互いの知識や経験を共有します。第20回国際老年学会議は、2013年6月23日から27日にかけて、韓国のソウル市で開催されました。

IAGG/WHO特別シンポジウムは、WHO神戸センターが現在進めているエイジフレンドリー・シティー(高齢者にやさしい都市) の評価指標開発における、これまでの経過と成果の発表が中心となり、座長はジョン・ベアード、WHO高齢化・ライフコース部局長(ジュネーブ本部)が務めました。他にも、西太平洋地域を中心とする健康都市国際連合(Global Alliance for Healthy Cities)や日本老年学的評価研究 (JAGES)のそれぞれの参加都市や、WHOのグローバルネットワークに参加しているカナダのオタワ市、韓国のソウル市などにおけるエイジフレンドリー・シティー関連の取り組みやその評価方法などについて発表が行われました。会場の参加者との活発なディスカッションからは、WHO神戸センターによる今後の指標開発の展開に関係する重要な見解が多く得られました。


IAGG/WHO特別シンポジウム

エイジフレンドリーシティー: 測定・評価の問題

プログラム:

プレゼンテーション: (英語版)

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