2022-11-08

WHO サマースクール

2022 summer school

WHOサマースクールについて

WHOサマースクールは、WHO神戸センター主催で2022年夏に開始した3週間の教育プログラムです。中高生から大学院生までの学生が日本全国から集まり、WHOや国連機関職員との対話や参加者同士のディスカッションを通して、地球規模の課題への理解を深めます。日本だけでなくグローバルな視点を持ちながら、世界のさまざまな健康課題について若者世代としてどのように取り組んでいけるのかを考え学ぶ機会となります。

初開催となった2022年は12校から16名の大学生・大学院生が参加しました。3週間のプログラムを経て、同じくWHO神戸センターが主催する「WKC学生フォーラム」の分科会においてその成果を共有しました。サマースクール参加者は持続可能な開発目標(SDGs)を達成する上でも重要となる12のテーマに関する研究内容についてポスター発表を行い、フォーラムのブレイクアウトセッションをリード。フォーラムでパネリストを務めたグローバルヘルスの専門家およびフォーラム参加者が各セッションに加わり、白熱した議論が展開されました。

WHOサマースクールおよびWKC学生フォーラムは、医学生を中心に「若者の力でいのちを守る社会を創る」をミッションに活動するユース団体、inochi WAKAZO projectとの共催で行われました。
 

2022年の開催概要

期間:202295日〜924

開催場所:基本的にオンラインで開催し、希望者のみ一部実地研修も実施

2022 summer school participants

参加者が取り組んだ研究テーマ:12のカテゴリーに分かれ、それぞれテーマを決めて研究発表をしました。

2022 summer school theme

参加者の感想

  • 実地研修やプレゼンの機会を得ることができ、普段出会うことのない学生や先生とディスカッションをする時間を得られた
  • さまざまな視点から見た健康を知れた。自ら得た知識をアウトプットし、議論することで自分自身では気づけなかった論理の脆弱性などを見出せた
  • 正確な情報と指導のもとで積極的に世界を見つめることができた
  • 志が高く、議論等のレベルも高い、素晴らしい方々と出会い知り合いになれた
  • 実際に現場で働く職員と話すことができ、WKCフォーラムを通じて自分の学びを他者に伝えられる場があった
     

2023年度の開催について

本サマースクールと学生フォーラムは、WHO神戸センターの年次企画として2023年も開催される予定です。実行委員会の発足や運営については、共催団体、支援団体とも協議の上、2023年上旬に向けて調整して参ります。

参画されたい方、ご関心をお持ちの方は、今年の開催内容について、WKCホームページの情報および共催団体inochi WAKAZO Projectのホームページなどをご覧の上、2023年度に取り組みたいテーマや学習内容などをご検討ください。その上でもしご質問等がございましたら、担当の横江 (yokoer@who.int) までご連絡をお願いいたします。

応募窓口など、新しい情報は本ページで随時更新し、SNSでもお知らせします。WHO神戸センターのTwitterアカウントはこちら