2022-11-03

ロンドン大学クイーン・メアリー校の修士課程学生向けに講義

WHO神戸センターのサラ・ルイーズ・バーバー所長は10月26日、ロンドン大学クイーン・メアリー校のジョーンズ博士からの依頼を受け、国際公衆衛生を学ぶ修士課程の学生に向けて講義を行いました。<br />\r\nバーバー所長は、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)が人権としていかに重要か、また各国や人びとにとっての経済的な柱としてもいかに重要かを説明し、WHO神戸センターがUHCを推進するために行っている研究について紹介しました。<br />\r\n

講義ではさらに、急速な人口高齢化が進むなか、持続可能なかたちで保健医療サービスを提供しその資金を調達する上での政策オプションに関する研究についても解説。学生たちは、バーバー所長らの研究から開発された「高齢化による保健医療制度の財政的持続可能性ギャップ(PASH)シュミレーター」に特に興味を示しました。