2021-10-30

WKCフォーラム2021 グローバルヘルス高校生サミット~高校生からの姫路宣言~を開催

2021年10月25日(月)~29日(金)に第72回西太平洋地域委員会が兵庫県の姫路市で開催され、日本を含むアジア太平洋地域の各国から保健医療の代表者が集まり、地域の保健医療政策等について議論しました。これに合わせてWHO神戸センターは、姫路市、兵庫県と協力し、地元の高校生がグローバルヘルスについて考え、学び、発表する「WKCフォーラム 2021 Global Health High School Summit ~高校生からの姫路宣言~」を開催しました。新型コロナウイルス感染対策の観点から、会場とオンライン配信のハイブリッド形式で実施されました。

 

今回の高校生サミットは「コロナ禍における学校での健康行動」をテーマとし、兵庫県姫路市を中心に関西圏の7つの高校の有志チームが参加。「学校と生徒のメンタルヘルス」「学校でのCOVID-19対策」「若年層のヘルス・コミュニケーション」「コロナ禍による貧困や家庭環境の悪化」の4つのサブテーマについて、関西圏の国公立大学の専門家アドバイザーに指導を受けながら、自ら課題を研究してきました。サミット当日は、会場およびオンラインで参加した専門家、学校関係者、学生などの200名を超える参加者に向けて、これまでの成果を発表しました。

 

また、サミットの最後には各校の発表内容をまとめた「姫路高校生宣言」を各校の代表者が読み上げ、姫路市や兵庫県、WHO西太平洋地域の代表者に提出して、高校生の声を姫路から地域、世界に届けました。

 

当日の発表の様子はこちらのURLからご視聴いただけます。

提出された姫路高校生宣言と付随文章はこちらをご覧ください。