2017-02-20

WHO神戸センター新研究「日本の知見を世界に向けて発信-高齢化とユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)に関する研究」 

WHO神戸センターはこのたび、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成に向けて高齢人口を対象とした保健と介護の政策と保健システム構築に関する研究を募集する運びとなりました。 今回の募集はWHO神戸センターの長期研究計画(2016-2026)に添って、下記の5つの領域の保健システムに関する革新的な研究を関西地域 の研究施設( 研究者)を対象に広く呼びかけるものです。課題の選考は厳格で専門的な査読審査を経て実施されます。

<5つの領域>「地域ベースの統合型ケアシステム」「非感染症対策」「保健医療人材育成」「技術イノベーション」「健康危機」

ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を各国が2030年までに達成するためには、公衆衛生政策の立案や展開における科学的なエビデンスが必要とされています。超高齢社会であり、1961年に国民皆保険制度を確立した日本には多くの知見の蓄積があり、日本の保健システムには世界に向け発信できる教訓が多くあると考えています。

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