2023-10-26

WKCサマースクール2023を開催しました

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WKCサマースクールは、2022年夏に始動したWHO神戸センター主催の教育プログラムです。日本全国から集まった学生が参加者同士のディスカッションや、WHO・国連機関職員、および国内の保健分野の専門家との対話を通して、地球規模の保健課題への理解を深め解決策を探ります。2回目の開催となった今年は9月11〜22日にかけて、8名の高校生、大学生、大学院生がオンラインおよび対面で参加しました。 

持続可能な開発目標(SDGs)を達成する上で重要となるテーマについて4つのチームに分かれて研究を深め、WHO神戸センターのスタッフによるメンタリングやフィードバックを経て研究成果をまとめました。実地研修では兵庫県庁や神戸市保健所、兵庫県立健康科学研究所を訪問し、感染症対策や疾病対策などの保健医療行政および研究の現状について学びを深めました。 

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その後研究成果の発表の場として、10月1日に行われたWHO神戸センター・inochi WAKAZO project共催の「WKCフォーラム2023 Build the world we want; A healthy future for all」の分科会でプレゼンを行い、フォーラム参加者と活発な議論を交わしました。さらに、研究成果をまとめた「未来への提言書」を兵庫県県保健医療部の山下輝夫部長に手渡し、学生の視点から「healthy future」に向けて必要となるアクションや解決策を提示しました。 

WKCサマースクールは2024年も開催予定です。参加募集の情報は、詳細が決まり次第WHO神戸センターのウェブサイトおよびSNSで掲載します。 

 

参加者および研究テーマの内訳: 

participants

 

research themes

 

WKCサマースクール2023に参加した学生へのインタビュー動画もぜひご覧ください。

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