2016-02-04

WKCフォーラム「感染症との闘い」開催のお知らせ

WHO神戸センターとG7神戸保健大臣会合推進協議会は、G7神戸保健大臣会合開催200日前 フォーラム「感染症との闘い ~神戸・ひょうごから、グローバル・ヘルス・ガバナンスを考える~」 を下記のとおり開催します。

本年9月11日(日)、12日(月)には神戸市でG7神戸保健大臣会合が開催され、保健分野における国際的な課題について、G7(日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ)の保健担当大臣が議論していきます。これらの課題の一つは、グローバル・ヘルス・ガバナンス(世界的な健康危機管理)です。つまり、拡大する感染症や自然災害、健康危機にいかにして各国が対応して、また、備えていくのかについてです。

西アフリカで流行したエボラ出血熱は、大規模で、かつ長期化した感染症として、世界中に大きな脅威と衝撃を与えました。WHOをはじめ国際社会の懸命な努力により、現在は終息方向に向かっていますが、「エボラ出血熱との闘い」から学び、教訓を今後に生かしていくことが重要です。今回、世界が学んだ教訓のひとつは「強靭な保健システムや保健インフラの備えなくして、突然発生する感染症や健康危機には対応できない」というものでした。現在でも世界を見渡すと中東呼吸器症候群(MERS)、新型インフルエンザ、デング熱、ジカ熱など、対応が必要な感染症が多いことがよくわかります。

今回のフォーラムでは、西アフリカのシエラレオネから最前線でエボラ出血熱と闘った保健省担当官、医療従事者やWHO本部から担当者が参加し、それぞれの経験について語ります。また、会場の皆さんとのオープン・ディスカッションも予定しております。

G7神戸保健大臣会合開催200日前 フォーラム
「感染症との闘い ~神戸・ひょうごから、グローバル・ヘルス・ガバナンスを考える~」

日時: 2016年2月24日(水) 18:00-19:30(開場17:30)
会場: 神戸国際会議場3F 国際会議室(〒650-0046 神戸市中央区港島中町6-9-1 TEL 078-302-5200)
対象: 一般市民200人(先着順・申し込み必要(詳細下記)・参加費無料)
言語: 日本語・英語同時通訳あり
主催: WHO神戸センター、G7神戸保健大臣会合推進協議会共催
後援: 厚生労働省

プログラム:

18:00-18:15 開会挨拶 兵庫県健康福祉部医監 山本 光昭  WHO神戸センター所長 アレックス・ロス

18:15-18:30 講演 「感染症との闘いに必要なこと~MERS、新型インフルエンザ、エボラ出血熱から得た教訓~」
                        WHO神戸センターテクニカル・オフィサー(健康危機管理担当)茅野 龍馬

18:30-18:45 「エボラ出血熱との闘い-行政担当者」シエラレオネ保健省担当官

18:45-19:00 「エボラ出血熱との闘い 医療従事者」シエラレオネの医療従事者

19:00-19:15 「エボラ出血熱へのWHOの対応」WHO本部保健サービス及び危機管理部 次長 シャムズ・ババ-ル・シェド

19:15-19:30 質疑応答(オープン・ディスカッション)

19:30                閉会    

※プログラムは一部変更になる可能性があります。

参加申し込み:

参加申し込み 必要事項(氏名、所属(役職)、連絡先電話番号、FAX番号、メールアドレス)を記入の上、電子メール、ファクス、または郵送で下記までお申し込みください。
【申込先】 WHO神戸センター WKCフォーラム事務局 〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-5-1 I.H.D.センタービル9階 Tel: 078-230-3100 Fax: 078-230-3178 Email: wkc@who.int 申込締切: 2016年2月22日(月)必着 応募多数の場合は事務局から連絡いたします。

詳しくはこちら:フォーラム開催のご案内