Q&A(COVID-19):ワクチンの安全性
新型コロナウイルス感染症(COVID-19):ワクチンの安全性
2022年1月24日|Q&A
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このページでは、COVID-19ワクチンの安全性について、よくあるご質問にお答えします。お探しの情報がここにない場合は、ページ中の「関連リンク」をご覧ください。
COVID-19ワクチンの安全性はどのように確認されているのですか?
すべてのCOVID-19ワクチンの安全性を確保するために、厳格な予防措置がとられています。COVID-19ワクチンは、WHOや各国の規制当局から緊急使用の認可を受ける前に、臨床試験で厳格な試験が行われ、安全性と有効性について国際的に合意された基準を満たすことを証明する必要があります。
これまでにない共同研究により、COVID-19ワクチンの研究、開発、認可は記録的な速さで完了し、高い安全基準を維持しながらこのワクチンに対する緊急のニーズを満たすことができました。他のすべてのワクチンと同様に、WHOと規制当局はCOVID-19ワクチンの使用について継続的にモニタリングし、発生しうる安全性の問題を特定し、対応していく予定です。その過程を通して、ワクチンが世界中で安全に使用できることを確認しています。
詳細はこちら:COVID-19ワクチンの安全性について
WHOはCOVID-19ワクチンの安全性と有効性をどのように保証しているのですか?
ワクチンは、大規模な第III相臨床試験で安全性と有効性が証明される必要があります。COVID-19の一部のワクチン候補はすでに第III相試験を終了し世界的に使用されており、その他の多くのワクチン候補も開発中で、まだ試験段階にあります。
WHOがワクチンを緊急使用リストに追加するかどうか検討するためには、各候補の有効性と安全性のエビデンスに関する独立した審査が求められます。それには、ワクチン製造国の規制当局による審査と承認も含まれます。
WHOが招集する外部専門家委員会(予防接種に関する専門家の戦略的諮問委員会:SAGE)は、疾患、罹患年齢層、疾患の危険因子、プログラムの利用状況などのエビデンスとともに、臨床試験の結果を分析します。その結果を踏まえてSAGEは、ワクチンを使用すべきかどうか、どのように使用すべきかについて推奨を定めます。規制のためのデータレビューに加え、ワクチンの使用方法に関する政策提言のためにも、エビデンスを評価する必要があります。
WHOのワクチンの安全性に関する世界諮問委員会(GACVS)は、承認されたワクチンが現実の世界でどのように作用するかをモニタリングし、予防接種後の有害事象の兆候を特定するために活動しています。GACVSは、世界的にまたは各地域で懸念されるワクチンの安全性に関する問題について、WHOに権威ある科学的助言を提供する独立した専門家集団です。
詳細はこちら:COVID-19ワクチンの安全性について
ワクチンの安全性をモニタリングするシステムはどのようなものですか?
ワクチンの安全性のモニタリングは、国、地域、そして世界レベルで非常に重要です。WHOはワクチンが導入された後、ワクチン製造会社、保健当局、国の諮問委員会、その他のパートナーと協力し、安全性に関する懸念がないかどうかを継続的にモニタリングしています。その後、特定の安全性に関する懸念が発生した場合は、WHOと独立した専門家グループ(ワクチンの安全性に関する世界諮問委員会:GACVS)が、各国の関連当局と連携して評価することになっています。
すべての国の予防接種プログラムにおける標準的な実践として、WHOはすべての国でCOVID-19ワクチンの安全性モニタリングシステムの実施を支援しています。
詳細はこちら:COVID-19ワクチンの安全性について
COVID-19ワクチンに関連する重篤な有害事象の疑い例または確定例について、WHOはどのように一般の人に知らせるのでしょうか?
WHOに公式に報告された安全性に疑いのある事象は、ワクチンの安全性に関する世界諮問委員会(GACVS)が一連の迅速な検証を行ないます。WHOはこれらの検証結果をウェブサイトで公表し、あらゆる評価結果を掲載します。
WHOはまた、地方、地域、国の保健当局と連携してワクチンの安全性に関する懸念事項を調査し、次に取るべき手段について助言しています。
ワクチンの安全性に関する追加の情報は、ワクチン・セーフティ・ネットのサイトからも入手可能です。本サイトは、WHOによって検証されたワクチンの安全性に関する信頼できる情報を提供するウェブサイトのグローバルネットワークです。
どのような場合にCOVID-19ワクチンを回収(リコール)する必要があるのでしょうか?
まれな事象ではありますが、ワクチンそのものとの関連が疑われる重篤な副反応が発生した場合、状況を評価している間はワクチンの使用を一時的に停止することがあります。何が原因だったのかを調査し、是正措置を講じます。WHOは、ワクチン製造会社、保健当局、研究者、その他のパートナーと密に連携し、安全性に関する懸念や副反応の可能性を常にモニタリングしています。
安全性の問題によるワクチンのリコールや取り下げはまれです。リコールは一般的に、品質管理システムや安定性試験、現場からの報告を通じてモニタリングを行っている中で発見された問題に関連して行われます。例えば、あるバッチのワクチンが正しい条件で保管されていないために安全性や有効性がなくなる、コールドチェーンの問題などが含まれます。この場合、そのバッチのワクチンを接種した人は再度接種し、免疫を確実にする必要があるかもしれません。そのため、ワクチンの製造、保管、使用に関する問題を迅速に特定し、解決するために、綿密なモニタリングが行われています。(編注:バッチとは、同条件・同じタイミングで製造、流通、保管、使用されたワクチンの集合のこと)
COVID-19ワクチンの副反応について教えてください
他のワクチンと同様に、COVID-19ワクチンの接種後、軽度から中等度の副反応を経験する人がいます。これは、体が防御機能を発達させている正常なサインです。COVID-19ワクチンの副反応には、発熱、疲労感、頭痛、筋肉痛、悪寒、下痢、注射部位の痛みや赤みなどがあります。すべての人に副反応が起こるわけではありません。ほとんどの副反応は、数日以内に自然に治まります。副反応が出た場合は、安静にして、アルコール以外の水分を多く取り、必要に応じて痛みや発熱を抑える薬を服用することで対処できます。
もし、あなたの副反応が異常か心配な場合、注射をした腕の痛みが24時間後に悪化した場合、副反応が数日経っても治らない場合は、医療機関に連絡して相談してください。
COVID-19ワクチンには、より重篤な副反応や長期にわたる副反応が生じる可能性がありますが、極めて稀です。ワクチン接種後、呼吸困難、胸の痛み、混乱、言葉が出ない、運動能力の低下などが起こった場合は、すぐに医療機関に連絡してください。ワクチンは、使用されている間、継続的にモニタリングされ、稀な有害事象を検出し、対応することができます。
副反応があるということは、ワクチンが効いているということなのでしょうか?副反応がないというのは、どういうことですか?
ワクチンは、あなたの免疫システムを刺激して、ウイルスからあなたを守ります。この過程で、発熱、悪寒、頭痛などの副反応が出ることがありますが、すべての人に副反応が出るわけではありません。ワクチン接種で起こりうる反応の有無や大きさは、ワクチンに対するあなたの免疫反応を予測したり反映したりするものではありません。
副反応がなくても、保護されます。
詳細はこちら:COVID-19ワクチンの副反応について
副反応が普通ではないと思ったら、どうしたらいいのですか?
副反応が心配な場合は、医療機関に連絡して、最近受けたワクチン接種について知らせてください。
COVID-19ワクチンとアレルギー反応に関連性はあるのでしょうか?
ごくまれに、COVID-19のワクチン接種後にアレルギー反応を起こす人がいます。アナフィラキシーなどの重篤なアレルギー反応は、どのようなワクチンでも非常に稀な副反応です。
アレルギー反応を起こしたことがある人は、ワクチン接種を受ける前に医療機関に相談してください。アドバイスをしてくれるはずです。場合によっては、過去に接種したワクチンやワクチンの既知の成分に対してアレルギーがあるとわかっている人への予防措置が必要となります。
COVID-19ワクチンを投与する医療従事者は、重篤なアレルギー反応を認識し、治療するための訓練を受ける必要があります。そのため、COVID-19のワクチンを接種される方には、アレルギー反応を起こした方が速やかに治療を受けられるよう、注射後一定時間、接種会場にとどまっていただきます。
COVID-19ワクチン接種後の有害事象の報告(アレルギー反応を含む)は、重篤な副反応の早期発見のため、各国当局およびWHOを含む国際機関によって注意深くモニターされています。
ワクチン接種後に重篤な有害事象が報告された場合はどうなりますか?
他のワクチンと同様に、ワクチン接種プログラムで使用されるCOVID-19ワクチンの安全性と有効性を厳密に監視することが不可欠です。ワクチン接種後に深刻な健康被害が報告された場合、その国の公衆衛生プログラムによって徹底的な調査が行われる必要があります。
ワクチン接種後に発生した健康被害が、実際にワクチンそのものに起因していることは稀です。ワクチン接種後の健康上の障害は、ほとんどの場合、ワクチン接種とは全く関係のない偶然発生したものであることが判明しています。時には、ワクチンの保管、輸送、投与方法に関連することもあります。ワクチンの配送に関するエラーは、医療従事者のトレーニングを充実させ、サプライチェーンを強化することで防ぐことができます。
調査結果を受けて、次のステップに進みます。COVID-19ワクチンの安全性は、世界保健機関(WHO)の最重要課題です。
詳細はこちら:ワクチンの安全性がどのように監視されているか
違う種類のワクチンを接種しても大丈夫ですか?
2回目や3回目の接種の際、別の種類のCOVID-19ワクチンを使うことは安全で効果的です。これは、ワクチンの交互接種、または異種接種と呼ばれることがあります。WHOは、WHO緊急時使用リスト(EUL)にあるワクチンを2回接種することを、初回接種の完了とみなしています。COVID-19ワクチンの全リストはこちらをご参照ください。
ワクチンを組み合わせて使用することで、供給が制限された場合でも各国はワクチンの効果を最大限に高められます。
シノバックとシノファームを2回接種した60歳以上の方は、優先接種対象者のワクチン接種が進んだ時点で、3回目を接種してください。WHOの予防接種に関する専門家の戦略的諮問委員会(SAGE)は、1回目と同じワクチンが入手できない場合、3回目の接種にはファイザーやアストラゼネカを使用できるとしています。
交互接種に関するさらなる試験が進行しており、今後WHOによる推奨もそれに合わせるかたちとなります。
月経中でもワクチンを接種しても大丈夫ですか?
女性は月経周期のどの時点でもワクチンを接種することができます。
mRNAワクチンは安全ですか?新しい技術を使ったワクチンを信用できるのでしょうか?
COVID-19のmRNAワクチンの技術は、安全性が厳密に評価されていて、mRNAワクチンが疾患に対して高い有効性を持つ免疫応答を生み出すことが臨床試験で示されています。mRNAワクチンの技術は、ジカ熱、狂犬病、インフルエンザのワクチンなどで数十年にわたって研究されてきました。mRNAワクチンは生ウイルスワクチンではなく、ヒトDNAに干渉しません。
詳細はこちら:COVID-19ワクチンの種類およびCOVID-19ワクチンの安全性
mRNAワクチンによる心臓の炎症(心筋炎または心膜炎)のリスクはありますか?
ファイザーやモデルナなどのmRNAワクチンは、世界的に何百万人もの人々をCOVID-19から守るために使用されてきました。有効性と安全性に関する臨床試験と国のモニタリングプログラムの両方から、多数のデータが入手できます。ワクチン接種後に軽度の副反応が予想され、これらは体が免疫を獲得している正常な兆候です。
mRNAのCOVID-19ワクチンの 2 回目の接種後に、心筋炎(心筋の炎症)および心膜炎(心臓を囲む膜の炎症)を発症する非常にまれな症例が報告されています。心筋炎および心膜炎は、感染症、ウイルス、医薬品、環境要因など、多くの要因によって引き起こされる可能性があります。現在入手できるデータからは、これらの症状とmRNAワクチンの間にも潜在的な関係があることが示唆されています。さらに理解を深めるための研究が進行中です。
症例は主に、同じ年齢層の女性(100万回の2回目接種あたり4.2件)と比較して、12~29歳の若い男性(100万回の2回目接種あたり40.6件)で報告されています [1]。
心筋炎および心膜炎の症状は一般的に軽度です。投薬と安静による迅速な治療は、長期にわたる心臓の損傷と死亡を回避するのに役立ちます。ワクチン接種後数日以内に胸痛、息切れ、または心拍数の上昇や動悸が新たに発生し続く場合は、すぐに医師に連絡してください。ワクチンのメリットは、COVID-19による死亡と入院を防ぐことにより、心筋炎と心膜炎のリスクを大幅に上回ります。
詳細はこちら:WHOワクチンの安全性に関する世界諮問委員会(GACVS)のCOVID-19小委員会による最新のガイダンス、心筋炎と心膜炎に関するインフォグラフィック
[1] 2021年6月11日時点の米国のワクチン有害事象報告システム (VAERS)より。これはGACVSの更新されたガイダンスに記載されています。
Astra ZenecaとJohnson & Johnson/JanssenのCOVID-19ワクチンは血栓症を引き起こしますか?
AstraZenecaやJohnson &Johnson/JanssenなどのCOVID-19ワクチンは、世界中で何百万人もの人々を守るために使用されてきました。臨床試験のデータと、有効性と安全性についての国の調査プログラムからの予備的なデータが入手できます。ワクチン接種後に、発熱、筋肉痛、頭痛、注射部位周辺の痛み、疲労感などの軽度から中等度の副反応が予想されます。これらは、体が免疫を獲得している正常な兆候です。
非常にまれですが、COVID-19非複製アデノウイルスベクターベースのワクチン(AstraZenecaやJohnson & Johnson/Janssenなど)の接種から3~30日後に、血小板減少症を伴う血栓症(TTS)の重症例が報告されています。異なる種類のCOVID-19ワクチンの詳細をご覧ください。
AstraZenecaのワクチンについては、2021年7月15日時点で、ワクチンを接種した100万人のうち約4人から6人にこれらの症状が発生していることがデータで示されています(この数字は、年齢、性別、地理的な場所によって異なります)[2]。若年の成人は、高齢者よりもリスクが高い傾向にあります。人々がどのように異なる影響を受けるかについてより深く理解するためのさらなる研究が進行中です。
米国食品医薬品局と疾病管理予防センターはJanssenのワクチンについて、2021年5月7日の時点で、合計800万人以上のワクチン接種者のうち28件のTTSを報告しました [3]。ワクチンとこれらの症状との間に因果関係がある可能性はありますが、さらに多くのデータが必要です。
TTSの発症は非常にまれです。ただし、血液凝固は多くの要因によって引き起こされる一般的な健康問題です。Astra ZenecaまたはJanssenのワクチンの接種後に発生するすべての血栓がTTSによるものであるとは限りません。血栓症のリスクは、これらのワクチンよりもCOVID-19自体によって起きる方がはるかに高いです。
ワクチン接種後3〜30日の間に、重度の持続的な頭痛、かすみ目、胸の痛み、重度の腹痛、脚のむくみ、異常な皮膚のあざ、息切れが新たに発生した場合は、直ちに医師に連絡してください。WHOは、ワクチン接種後のTTSの臨床症例管理に関する暫定的なガイダンスを発表しています。
Astra ZenecaとJanssenのCOVID-19ワクチンの利点は、TTSの非常に小さなリスクを上回ります。ワクチン接種によって、COVID-19の重症化や死亡から守られるだけでなく、「長期COVID」による合併症からも守られます。また感染を減らすことで近しい人やコミュニティを守り、いくつかの変異株による重症化のリスクを軽減することもできます。WHOは、優先すべきグループを保護するためにこれらのワクチンを引き続き使用するよう推奨しています。
詳細については、WHOワクチンの安全性に関する世界諮問委員会(GACVS)のCOVID-19小委員会が発表したJohnson &Johnson/JanssenのCOVID-19ワクチンに関連する安全性シグナルについての声明およびAstraZenecaのCOVID-19ワクチンによるまれな有害血液凝固事象の最新エビデンスのGACVSレビューをご覧ください。
Astra ZenecaとJohnson & Johnson/JanssenのCOVID-19ワクチンはギラン・バレー症候群を引き起こしますか?
AstraZenecaやJohnson & Johnson/Janssenなどのワクチンは、世界的に何百万人もの人々をCOVID-19から守るために使用されてきました。臨床試験のデータと、有効性と安全性に関する国の調査プログラムからの予備的なデータが入手できます。ワクチン接種後に、発熱、筋肉痛、頭痛、注射部位周辺の痛み、疲労感などの軽度から中等度の副反応が予想されます。これらは、体が免疫を獲得している正常な兆候です。
AstraZenecaとJanssenのワクチン(アデノウイルスベクターワクチン)の接種から42日以内に発生したギラン・バレー症候群の症例がごくまれに報告されています。ギラン・バレー症候群は、人の免疫系が神経を攻撃するまれな状態であり、腕や脚の筋力低下、疼痛、感覚の喪失などを引き起こします。影響を受けた人のほとんどが完全に回復します。これらの症例がワクチン接種後に発生しましたが、ワクチンとの関連があったのか、ワクチンによって引き起こされたのか、それとも偶然だったのかは、まだわかっていません。COVID-19に対するワクチン接種のメリットは、想定されているリスクを大幅に上回ります。
6月27日時点で、欧州医薬品庁は、AstraZenecaのワクチン接種後に欧州連合(EU)内で227例のギラン・バレー症候群が発生したと報告を受けました。2021年6月20日までに、EU内で約5140万回分のVaxzevria(ヨーロッパで生産されたAstraZenecaのブランド)が投与されました。米国「予防接種の実施に関する諮問委員会」の報告によると、Janssenのワクチンについては、6月30日時点で100例のギラン・バレー症候群が「米国ワクチン有害事象報告システム」を通じて報告されており、Janssenのワクチン投与数は約1220万回分であると報告しています。EUと米国以外でも、ギラン・バレー症候群の症例が報告されています。ただし、通常のレベルから症例の割合が増加したかどうかを判断するには、さらなる調査が必要です。
ギラン・バレー症候群には、細菌またはウイルスへの感染、手術、ワクチン投与など、多くの原因があります。また、COVID-19によって引き起こされることもあります。2011年には、欧州と北米におけるギラン・バレー症候群の発生率は、10万人あたり0.8~1.9人であると推定されました [4]。これはすべての年齢の人々で発症する可能性がありますが、成人と男性でより広く見られます。ほとんどの人は、重症であっても完全に回復します。ただし命に関わる可能性があり、は集中治療が必要になる場合もあります。
ワクチン接種後42日以内に次の症状のいずれかが見られた場合は、すぐに医療機関に連絡してください。
- 歩きにくさ
- 呼吸、会話、咀嚼、嚥下などを含めた顔の動かしにくさ
- 複視または目を動かすことが困難
- 排尿、排便のコントロールが困難
- 脚、腕、顔の脱力感またはチクチクする感覚
JanssenおよびAstraZenecaのCOVID-19ワクチンを使用するメリットは、ギラン・バレー症候群という非常に小さなリスクよりもはるかに大きいです。COVID-19の重症化や死亡を避けるだけでなく、ワクチン接種によって「長期COVID」による合併症から身を守り、感染を減らすことで身近な人やコミュニティを守り、変異株による重症化のリスクを軽減できます。COVID-19への感染によってギラン・バレー症候群を発症する可能性もあります。WHOは、優先すべきグループを守るためにこれらのワクチンを引き続き使用することを推奨しています。
詳細はこちら:ギラン・バレーの報告に関するWHOワクチンの安全性に関する世界諮問委員会(GACVS)COVID-19小委員会の声明
[4] https://www.who.int/news/item/26-07-2021-statement-of-the-who-gacvs-covid-19-subcommittee-on-gbs