新型コロナウイルス感染症(COVID-19)WHO公式情報特設ページ

更新日

 

※2023年6月22日をもって毎週木曜の翻訳・定期更新は終了し、重要な情報が公開された場合にのみ翻訳・更新致します。最新の情報はWHO: Coronavirus disease (COVID-19) pandemic(英語)よりご覧いただけます。

 

[ 世界の感染・ワクチン接種状況 ] 6月21日 12:15pm, 中央ヨーロッパ夏時間/日本より7時間遅れ

ブースター(又は追加)接種を受けた人の割合(%)。接種の少ない国ほど濃い赤色で、多い国ほど濃い緑色で示されています。色と報告数の関係については図中の凡例をご参照ください。

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各国、地域ごとの状況は、WHOダッシュボードにて図・グラフで最新の情報が視覚的に紹介されています。

 

 

[ 世界、地域別 COVID-19確定者数 ] 6月21日 12:15pm, 中央ヨーロッパ夏時間/日本より7時間遅れ

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各国の状況は週間毎に更新される疫学週報(Weekly Epidemiological Update)の表2(Table2)をご覧ください。表の項目や国名については全表の過去の翻訳例をご参照ください。

 

 

[ ハイライト ] 定期的に更新 2023年3月15日付

続いてゆくSARS-CoV-2の進化

遺伝的に分岐したSARS-CoV-2変異種の出現の潜在的な要因

  • 調査や遺伝子配列決定が限定的な地域において、感染が制御不能となり、ヒトーヒト感染の長期化していること
  • 感染性の高い動物内での長期に循環したことによるウイルスの適応
  • 動物またはヒトにおけるSARS-CoV-2と他のコロナウイルスの遺伝子の組換え
  • 免疫不全患者におけるSARS-CoV-2持続感染

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SARS-CoV-2変異種の世界的な流行(202326日現在)

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  • 全世界で、202316日から26日までSARS-CoV-290096配列がGISAIDで共有されました。
  • オミクロンが99.6%を占める。以下は第3週における割合(括弧内は1か月前にあたる第51週の割合) 
  BA.5*の割合 53.9% (74.2%)
  BA.2*の割合 12% (51週もほぼ同様)
                 組み換え種 24.6% (8.8%)、そのうちの多くがXBB.1.5 (17.7%)

※数値はWHO、データはGISAID.org202326日抽出。*は子孫系統を含むことを示す。

 

オミクロンの亜種―XBB 1.5 バリアント

  • 20221022日から2023221日までの間で、74か国から45193配列が報告されました。
  • WHOのリスクアセスメントによると(2023224日)、XBB 1.5は、患者数のさらなる世界的増加に寄与する可能性が高く、感染リスクの増加に関するエビデンスの強さは高く、免疫回避に関するエビデンスの強さは中程度です。重症度上昇を示す初期シグナルは観察されていません。入手可能な情報では、他のオミクロン変異体と比較して、XBB 1.5によって公衆衛生上のリスクがより大きくなることは示唆されていません。

COVID-19罹患後症状(long-COVID)について

  • COVID-19から回復した後に、2か月以上続く残遺症状。
  • 一般的な症状(成人):疲労、息切れ、認知機能障害。
  • 一般的な症状(子供):疲労、嗅覚の変化、不安感。
  • 2020年と2021年に14500万人がCOVID-19罹患後症状を発症していました(3.7%)。そのうち15.1%は感染発症後12か月で症状が持続していました。
  • 予防策:ワクチン接種、手洗いや、物理的距離を取る、人混み、風通しの悪い、密閉された場所を避けるなどが推奨されます。

 

 

[ WHO公式情報の日本語訳 ]

一般向けアドバイス:予防や対策などに関する重要情報を、インフォグラフィックや動画などでわかりやすく提供しています。

  • インフォグラフィック「安全な生活を送るために」詳細はこちら
  • 動画「5分でわかるサイエンス:新型コロナウイルス感染症と共に生きる」視聴はこちら
  • 動画「5分でわかるサイエンス:医療施設での感染を最小限に抑える」視聴はこちら

Q&A:COVID-19に関する様々な疑問に、最新の知見をもとに簡潔に答えています。

  • デキサメタゾンを含む副腎皮質ステロイド(2023年3月28日改訂版) Q&Aはこちらから
  • HIVとともに生きる人びと(2023年6月7日 改訂版) Q&Aはこちらから
  • ワクチンの安全性(2023年6月28日 改訂版) Q&Aはこちらから

関係者向けガイダンス:国や自治体、保健医療現場や各種業界向けの重要事項を最新の知見に基づいて提供しています。

  • 大規模集会イベントのための包括的オールハザードリスク評価および計画ツール(オールハザードMGRAツール)
    チェックリスト(2023年1月12日改訂版)日本語版 閲覧用PDFはこちらから、入力用Excelはこちらから 

 

※翻訳・発信に際して、国や地元行政に加え、日本の国連機関(本ページ下部参照)や有志専門家(関係者向け情報ページ参照)の多大なご協力をいただいていることに心から感謝を申し上げます。

 

 

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