2020-10-27

関西大学高等部 国際協力ゼミの生徒によるZOOMインタビューに応じる

関西大学高等部プロジェクト基礎(国際協力ゼミ)ご担当の先生からのご依頼で、WKCのローゼンバーグ技官は、10月27日に、ゼミを履修する高校生男女5名によるインタビューにZOOMで応じました。生徒達は、新型コロナウイルス感染症の影響による今年度の授業開始の遅れにも関わらず、国際的な健康格差の問題に関心を持って事前学習や調査活動を行っていて、今回のインタビューでは、アフリカにおける新型コロナウイルス感染症の現状やそれに対するWHOの活動、またWHOの資金やWHOに対して日本が果たす役割などについて、質問を用意していました。ローゼンバーグ技官は、生徒の予想に反して、アフリカ地域における新型コロナウイルス感染症による感染や死亡は世界の他の地域に比べて少ないことを指摘し、それが実際に感染が制御されていることによるのか、感染の全体像がまだ把握できていないからなのか判明するまでにはまだ時間を要すると答えました。また、WHOが対応の調整を図ったり、感染状況を監視したり、医療物資を提供するなどして、アフリカ諸国をはじめとする各加盟国に支援を行っていることを説明しました。