2018-09-11

2025年万博に向けて、「健康づくり」を考える

大阪府は2025年万博のテーマである「いのち輝く未来社会」の理念に基づいて、いきいきと長く活躍できる「10歳若返り」をビジョン掲げています。この「10歳若返り」のビジョンを府民に分かりやすく明確化し、取組んでいくために、7月から9月にかけて幅広い有識者を招いたワークショップが計5回開催されました。

9月5日に開催された第5回ワークショップにはWHO神戸センターのローゼンバーグ・恵美技官が参加し、WHOの取り組み、特に高齢化やユニバーサル・ヘルス・カバレッジの達成に向けた取り組みについて説明しました。

ローゼンバーグ技官は意見交換のセッションで「『健康づくり』は個人の努力に限定されず、個人を取り巻く環境の影響が大きい。自身の健康づくりに無関心な層も取り込み、誰も取り残さないためには日々の生活の中に健康づくりを浸透させる必要がある。そのためには保健医療をはじめとする各専門分野の壁を越えて、行政、企業、研究機関などが共同して健康づくりを進めることが重要。今日のワークショップでも紹介された吉本興業と医学系研究機関との独創的なパートナシップのような「大阪らしい」健康づくりを今後もぜひ進めてほしい。」

詳しくは大阪府ウェブサイトをご覧ください。発表資料など詳細がご覧いただけます。
http://www.pref.osaka.lg.jp/kikaku_keikaku/inochi_v/inochi_ws.html