2020-12-11

京都大学大学院総合生存学館 生涯発達と社会包摂研究会主催ミニワークショップにてオンライン講義実施

WHO神戸センターのローゼンバーグ技官は、12月11日に実施された京都大学大学院総合生存学館 生涯発達と社会包摂研究会主催のミニワークショップでオンライン講義を行いました。研究会代表の積山薫教授とローゼンバーグ技官が、ともに昨年大阪府主催の「『いのち輝く未来社会』をめざすビジョン」推進のための「10歳若返り」ワークショップ(第5回)の講演者として同席したことがきっかけで今回の講義が実現しました。講義では、新型コロナウイルス感染症による世界的なパンデミックへの対応を事例に用いながら、WHOの役割や機能が紹介された後、講義の後半では、WHOが推進するユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)や、WHO神戸センターが取り組む高齢化とUHCに関わる研究事業について解説がされました。講義後の質疑応答では、具体的にどのようにUHCの達成状況のモニタリングが行われているのか、達成度の高い国はどこかなどについて質問が出た他、WHOのインターンシップ・プログラムにも関心が示され、応募するにあたってどのような準備が必要かについても話し合われました。